コラム

歯周病ってどんな病気?

2016.01.27

こんにちは。神戸市中央区の歯科、三代歯科医院の三代知史です。

当院では、虫歯の治療はもちろんですが、歯周病の治療や予防にも力を入れています。
最近では知らない人がほとんどいなくなったのでは、というほどよく耳にするようになった歯周病ですが、かと言って、どんな病気か、どうしてかかるのか、どうしたら予防できるか、などまでご存知の方は意外と少ないかもしれません。

歯周病というのは、一言で説明すると、歯と歯ぐき(歯肉)の境目などに付いた歯垢の中で細菌が繁殖してしまい、それによって歯肉に炎症が起きる病気です。
悪くなるまで放置しておくと、歯が抜け落ちてしまったり、抜歯以外にどうしようもないというケースに陥ってしまうこともある、怖い病気です。

虫歯と違って、かなり進行するまで痛みがないというのも恐ろしい点です。つまり、自分で「私、歯周病かも」と気付きにくいんですね。
歯ぐきから血が出る、口臭が気になる、寝起きに口の中がねばねばする、冷たい物が歯にしみる、食べ物がよく歯ぐきにはさまる、といった症状がある方は歯周病かもしれません。

まずはご自分で「歯周病かもしれない」と気付くことが第一歩になりますので、これらの症状にドキッとした方は一度、歯科医を受診してみてください。
中高年に多い病気と思われがちですが、若い人にも起きる病気です。年齢に関係なく、気になる方はチェックしてみましょう。

投稿者: 三代歯科医院

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