コラム

歯の中のトンネル

2016.03.03

こんにちは。神戸市中央区の歯科、三代歯科医院の三代知史です。

みなさんはご自分の歯が、どういった構成でできているかご存知でしょうか。
正確に詳しくご存知でなくても、もしかしたらエナメル質とか、象牙質なんて言葉を耳にしたことをあるかもしれません。

エナメル質は歯の一番外側の部分で、要するに「歯」として目に見えている部分です。その下でエナメル質を支えるているのが象牙質。つまり、こちらは歯の内側にある部分ですね。
そして、そのさらに内側には「歯髄」と呼ばれるものがあります。
そこには神経や血管があるのですが、これらが通るトンネルのような管を「根管」と言います。

例えば、大きく深い虫歯などでこの歯髄がダメージを受けることがあります。
これを放っておくと、歯を抜かなければどうにもならない、なんてことにもなってしまうのです。

それを避けるための治療として、当院では「根管治療」という治療を行っています。
汚染されてしまった神経や血管を取り除き、きれいに洗浄し、さらに消毒を行っていきます。こうすることで、抜歯のリスクを軽減させることができるのです。
また、問題の起きた歯の周りにある歯や、全体の歯並びへの悪影響を起きにくくする効果もあります。

一口に虫歯治療といっても、症状や程度に応じていろいろな方法があります。
ですから、気になることがあれば、どんどん歯科医に相談してください。

投稿者: 三代歯科医院

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