コラム

歯周病は忍者のように?

2016.08.02

こんにちは。神戸市中央区の歯科、三代歯科医院の三代知史です。

これまでにもたびたび取り上げてきた歯周病。
虫歯と並んでみなさんを苦しめる、お口の病気の代表選手のような存在です。
そんな歯周病には「サイレントキラー」なんていう、一見ちょっとカッコイイ二つ名があります。

虫歯が「痛いだろー!」と大騒ぎしながら攻撃してくるとすれば、歯周病はまるで忍者やスパイのように静かにひっそりと病気を進めていきます。
どういうことかと言うと、痛みを伴う虫歯と違い、歯周病は自覚症状が少ないままに病気が進行してしまうんです。つまり、歯周病にかかっていることに気付きにくいのです。ですから、「静かな殺し屋」というわけですね。

歯周病の進行を防ぐには、歯ぐきの腫れ、歯のグラつき、気になる口臭など、数少ないサインを見逃さないように気を付けることが大切です。一番いいのは、3カ月に一度ほどの頻度で定期健診を受けることです。
10代、20代の方も歯周病と無縁とはいきませんから、「若いから大丈夫」などと油断はせずに気にしてみてください。

なるべく早く見つけて治療に取り掛かる。
それが歯周病治療に大切なことですから、面倒くさがらずに定期健診を受けるように心掛けましょう。

投稿者: 三代歯科医院

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